今年は,2月2日が節分です。
節分とは元来「季節を分ける」という意味で,立春の前日が春の節分です。
いつもは2月3日なのに,2月2日が節分になるのは何と124年ぶりなのだ
そうです。
節分の日がずれるのはどうしてでしょうか?
実は,1年はちょうど365日ではなく,地球が太陽を回る周期によって決まり
ます。地球が太陽を1周するにはおよそ365.2422日かかります。つまり,365日
より6時間ほど余計にかかっているのです。この6時間を是正するために,
しばらく2月4日の中に納まっていた春分が2021年には2月3日へ移り,
その前日である節分も連動して2月2日へ移ったというわけなのだそうです。
さて,こどもえんつくしでは,2月2日に節分の行事を行いました。
①豆をぶつけて鬼退治
鬼に扮した先生をめがけて,皆,新聞紙を丸めた豆を投げつけます。
鬼のお面がこわくて泣きだすお友だちもいました。
②いわしの煙で鬼退治
園庭でいわしを焼いて,その煙とにおいで鬼を追い払います。
③ひいらぎといわしの頭で鬼退治
玄関先にくくりつけて鬼が来ないようにしました。
子どもたちは鬼が本当にいるように思っています。
大人たちは,今年の節分では,コロナを鬼に見たてているかもしれません。
しかし,「鬼」の正体を知る人はいません。