近年,生徒の出会いや相互作用を活発にし,自主的な活動や学習を
促進するための1つの可能性として「壁のない教室」=オープン型教室が
注目されています。
こどもえんつくしでは,従来からフリース―ペースや廊下や壁で
仕切られないオープン型の保育室をめざしてきました。
2020年4月に竣工したダイニングホール棟forestaカランころ
(前田圭介氏設計)は,日経アーキテクチュア1178号
(2020年10月22日号)特集:育てるキャンパスで紹介されました。
この特集には,千葉県にある美浜打瀬小学校のオープン教室も
掲載されていますが,それを設計された赤松佳珠子氏(CAtパートナー,
法政大学教授)がこどもえんつくしの視察に来られました。
赤松さんは,オープン型の教室をは作った後で,どのように使うかを現場で
試行錯誤しながら工夫していくこと,使い方を教える仕組みが必要だと
言われました。
こどもえんつくしも,子どもの活動や保育を豊かにするため,どのような
可能性があるか試行錯誤を行っているところです。